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15年ぶりに。

15年ぶりに。_e0071603_1956151.jpg 世間的にも、個人的にもニュースや書きたいことはたくさんあるんだが、個人的には今日はこれに尽きる。イギリスのボーカリスト、Kevin Ayers(ケビン・エアーズ)のニューアルバム「THE UNFAIRGROUND」が発売された。実に15年ぶりの新譜だ。ということは、前作が出たときは22歳だったわけか。学生だったんだなあ。
 実はこのアルバムの作業が6月中に終わっていれば、今年のフジロックに出演するという話があって、そうなったら見に行かなきゃダメか、と思っていた。結局、実現はしなかったけど(という話は、そのときもちょっと書いたが)。88年の12月に初来日したときにその存在を知って、それからだからファン歴も来年で20年ということになる。それから全部で4回来日したが、いずれも足を運んだ。東京公演は全部、会場が違うんだよな。
 一番最近の来日のときは、息子がまだヨメのお腹の中だった。まだ性別も分かってない頃で、演奏を聴きながら「女の子だったとき」の名前をヨメが考えついたのだった。いつか女の子が生まれたら、その名前が付けられることだろう。
 もともとものすごくマイペースな活動を続けていて、15年前の前作が出たときには「次のアルバムを出したら引退する」と宣言した(らしい)。今もそのつもりなのかどうかは知らないが、今世紀に入ってからの二度の来日はいずれも体調がよくなさそうだったので、本当に最後のつもりかもしれない。そう考えると、今回の新譜発売はうれしくもあり、ちょっと複雑でもある。
 健康を取り戻して、また来日してくれたらいいのだが。こんな時期もあったことを考えると、新譜発売のニュースがネット、とりわけmixiで得られて、輸入盤が出たらすぐ買える世の中は素晴らしい。旧作もほとんどがCDで再発されているので、もし今から興味を持った人がいても、難なく聞けるという世の中も素晴らしい。というわけで、買ってきたCDをこれから聞く。
by keizozozo | 2007-09-12 20:16 | 音楽


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